2014年11月10日、1歳の娘を火のついた石油ストーブの上に座らせてヤケドをさせたとして、父親の男が逮捕されました。
◆1歳の娘をストーブ上に…
傷害の疑いで逮捕されたのは、熊本県高森町在住での無職の父親(46)です。
父親には10月下旬、自宅の居間で1歳の二女を火のついた石油ストーブの上に座らせて両足の太ももの裏側に
ヤケドをさせた疑いが持たれています。
10月末に、父親の妻が地元の役場の職員とともに警察に夫の暴力の相談をしたことから犯行が発覚しました。
父親は妻と子ども3人の5人暮らしで、ストーブを使った虐待行為は家族の目の前で行われていました。
「娘が言うことをきかなかったので頭にきてやってしまった」と容疑を認めているということです。
(事件現場・画像1)
◆46歳無職父親の罪と罰
父親は、1歳の二女を火のついた石油ストーブの上に座らせて両足の太ももの裏側にヤケドを負わせています。
このような行為は傷害罪を構成し、刑法第204条により15年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。
(事件現場・画像2)
◆類似事件の判決
2013年6月、和歌山市内の自宅で、男が同居していた当時5歳の義理の長女を壁に投げつけるなどして、足の骨を折る大ケガを負わせるという事件がありました。
公判では「全く抵抗できない被害者を持ち上げて投げるなど、犯行態度は非常に危険だ。自らのストレスのはけ口として常習的な暴行を加えていた」と男を厳しく非難しました。
判決では、懲役2年6か月の求刑に対し、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
◆まとめ
1歳の娘を石油ストーブの上に・・・と聞くだけで唖然としますが、つい先月にも大阪で同様の事件が発覚し、27歳の父親が逮捕されています。
親になるものは、その前提として人間としての資質が当然に必要ですが、それが欠如している人間の何と多い事でしょう。
更に、その子どもの世代のことを考えると、恐ろしくなるのは私だけでしょうか?
46歳無職父親の罪と罰 【熊本・高森】 1歳の娘をストーブ上に…

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