森保まどか(HKT48)が敗れたTEPPENピアノ対決はヤラセではないと思う3つの理由

2015年1月4日夜に放送されたフジテレビの「芸能界特技王決定戦TEPPEN」芸能人ピアノ対決が物議を醸しています。

TEPPENピアノ対決

問題となっているのは、ピアノ対決でHKT48の森保まどか(17)が、圧倒的な演奏を見せたにも関わらず、お笑いタレントのさゆりやAKBの松井咲子に次ぐ3位に終わったということです。
確かに森保まどかのピアノ演奏は素晴らしく、表情豊かでダイナミックな演奏が終わると、スタジオから大歓声が上がりました。
司会のネプチューンのメンバーは総立ちとなり、加藤綾子アナは「もの凄い人が現れました!」と興奮気味に森保まどかの演奏を讃えました。
それだけに3位という結果は「あれ?」という気がしますし、「ヤラセではないか?」と言われる気持ちも分かりますが、以下の3つの理由によりヤラセでないと考えます。
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(森保まどか)

◆ヤラセではないと思う3つの理由

1.演奏の順番
まず1つめは、演奏の順番です。上記の3人以外は、はるな愛、松本明子、青木さやかの演奏であり、ピアノのレベルというよりは「最後まで無事に弾き終るか?」というドキドキ感がある展開でした。
そこへ突然、「ヨーロッパ国際ピアノコンクール・イン・ジャパン」の中学生部門で9位という実績を引っ提げた森保が登場し、ピアノを奏でる姿は、極めてインパクトが大きいものでした。
続いた松井咲子らの演奏も素晴らしかったのでしょうが、森保の後ではインパクトに欠け、結果として森保まどかの方が上に思えたのではないでしょうか。

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2.選曲
次の理由は選曲です。森保まどかが選んだのは、何と久保田早紀のヒット曲で1979年発売の「異邦人」でした。
17歳の森保が30年以上前の曲を選んだ意外性は、これまたインパクトが大きく、視聴者の心に残ったと思います。
対する松井は「レット・イット・ゴー」、さゆりは「残酷な天使のテーゼ」と名曲ではあるものの、特に「レット・イット・ゴー」は年末年始にも嫌というほどテレビ等で流されており、新鮮味に欠けたのではないでしょうか。
これが、実際のピアノの腕前以外の部分で視聴者に評価されてしまう「きっかけ」となった可能性があります。
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3.頂上対決
松井咲子とさゆりとの頂上対決は、これまでTEPPENで何回も演じられており、番組としても「この2人が競った方が視聴率が良い」と判断したのではないか?という勘繰りが、ヤラセ説の根拠の一つとなっています。
確かにテレビ局も商売であり、広告収入が業績に大きく影響する民法テレビ局が、視聴率を気にしないはずがありません。
しかし、HKTの森保まどかは、まだまだ全国的な有名人のレベルではなく、テレビ朝日がMayJを開花させたように、森保はフジテレビTEPPENが発掘したスター候補ということもできます。
年齢も17歳と若く話題性があるため、視聴率という意味では森保を新たな王者に据えてもよかったのではないでしょうか。
そういう観点からも、特に審査にヤラセがあったという根拠とはならないと思います。

◆まとめ

疑惑は残ったものの、今回の勝者はさゆりであり、松井咲子も僅差の素晴らしい点数を出しています。
2人とも音楽大学というキャリアを活かし、森保とともに番組を盛り上げて、次回は今回以上に見応えのある真剣勝負を期待しています!

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