西東京・中2虐待自殺事件~41歳内縁の夫の罪と罰

また、虐待による悲しい事件が起こりました。
14歳の長男に対して日常的に虐待を繰り返していたとして、東京都・西東京市の41歳の男が逮捕・送検されました。

◆事件の経緯

男は、自殺した長男の母親と4年ほど前から交際を始め、西東京市のアパートで同居するようになりました。
長男に対する虐待はその当時から行われていたと見られ、長男の同級生は「体に傷があるなと思ってたんですけど。結構ありました」と話しています。
今年6月からは、体調不良を理由に学校を休ませ、以降、長男は登校していません。
男が、日常的な虐待を隠すため、学校を休ませたものとみられます。
しかし、長男がずっと家にいることで、虐待はエスカレート。
7月29日には「息子が言われた通りふすまを開け閉めしなかった」ことを理由に長男を殴り、こう言い放ちました。
「24時間以内に首でもつって死んでくれ」
長男は翌日の7月30日、東京・西東京市の自宅で、自ら命を絶ちました。

◆41歳男の罪と罰

男は、長男に対する傷害容疑で逮捕・送検されています。
傷害は刑法204条により15年以下の懲役または50万円以下の罰金とされています。
しかし、自殺した長男について村山彰容疑者は、「自分が殺したようなものだ」と供述しており、警視庁は、自殺を促した自殺教唆(きょうさ)の容疑も視野に捜査しています。
自殺教唆は刑法202条により、6ヶ月以上7年以下の懲役または禁錮とされています。
傷害と自殺教唆の両方が認められれば、長い方の刑期の1.5倍となるので、15年×1.5=22.5年以下の懲役となります。
ただし、それぞれの罪の刑の長期の合計を超えることはできません。

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◆同じ悲しみを繰り返さないように

今回の事件では、長男が通う中学校が村山彰容疑者による虐待を把握していましたが、児童相談所に通報するなどの措置はとっていませんでした。
同じ悲しみを繰り返さないように、親が、学校が、友人が、警察が、役所が、近所の住人が少しずつ、トラブルに対するアンテナを高くする必要があるのではないでしょうか?
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コメント

  1. 匿名 より:

    村山彰は早く死ね ゲームセンターに捨てられている三国志大戦のカード以下のカス
    貴様が生きている自体苦痛なんだが

  2. 匿名 より:

    文句があんなら模範囚になったふりでもして出所して言い返してみやがれ
    カス野郎

  3. トンボ より:

    せめて懺悔の姿勢を見せて欲しかったですが、裁判では、不遜な態度に終始したようですね・・・

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