24歳男性講師の罪と刑罰 【大阪・堺】 担任の小4男児8人にセクハラ

2015年1月23日、大阪・堺市教育委員会は、男子児童8人にセクハラ行為を行った男性講師を懲戒免職処分としました。

担任の小4男児8人にセクハラ

懲戒免職処分となったのは、堺市南区の市立小学校の男性講師(24)です。
講師とは、一般に大学で教員免許を取得したものの、各都道府県が行う教員採用試験にパスしていない状態で臨時的に雇われた先生を指します。
講師は2014年4月から4年生の担任となり、5月ごろから11月初旬までの間、休み時間の教室やグラウンドで男児8人に計約30回、ズボンの上から下腹部を触ったりズボンをずらして触ったりしました。
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遊び半分だった

「チューしたろか」など性的な発言をしたり男児を自分の膝の上に座らせたりしたこともあったということです。
大半の児童は遊び半分に受け止めていましたが、一部の児童が保護者に話したことから事態が発覚しました。
講師は性的興味を否認し、「最初に児童から遊び半分で触られコミュニケーションのつもりでやっていたが、エスカレートしてしまった」と反省しているということです。

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24歳男性講師の罪と刑罰

講師は、休み時間の教室やグラウンドで男児8人に計約30回、ズボンの上から下腹部を触ったりズボンをずらして触ったりしました。
堺市教育委員会の懲戒処分の基準というものは公表されていませんが、過去の例をみると、地方公務員法違反で処分しているケースが多いようです。
地方公務員法第33条は信用失墜行為を禁止しており、これに違反した場合、同法第29条第1項により、戒告・減給・停職または免職の処分をすることができます。

まとめ

堺市教委はズボンをずらして触った行為を「わいせつ行為の可能性はあるが、全体でみるとセクハラ行為だった」としています。
わいせつ行為であれば、大阪府迷惑行為防止条例や刑法の強制わいせつ罪に該当する可能性すらあります。
堺市教育委員会は、体罰に対する処分が甘いと批判されたことがあり、身内に甘い体質があるとすれば、子どもたちのためにも是正すべきだと思います。

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