2015年2月1日、午後9時過ぎごろから「HIKAKINが書類送検された」というツイートが散見されるようになり、YAHOO!の急上昇中ワードにもランクインする事態となりました。
書類送検との噂
午後11時過ぎ、HIKAKINさんは「えええ完全にデマですね。これもうイタズラの域を超えてるので、ちょっと調べます」と書類送検を否定しました。
その後ツイッターで「僕が書類送検されたとかデマを拡散されてしまい、すでに信じてしまっている方多数。本当に残念です。」と気持ちを吐露。
「僕は何もしていませんし、普通に今日もイベント出演していましたので、宜しければ勘違いしてしまっている方々にデマだとお伝えください」とフォロワーに依頼しました。
広告収入の不正入手
書類送検といっても、何か法律に触れることをやらなければいけませんが、根拠のない噂レベルでは「広告収入を不正入手した」とされています。
ヒカキンさんはプロのYoutuberなので、当然広告収入があり、億単位と言われる年収の柱となっているものと思われます。
広告収入を不正に取得したとすれば、強要・誘導・錯誤などで視聴者に広告バナーをクリックさせるか、不正プログラムでも使用する方法でしょうか。
しかし、ヒカキンさんの動画はコンテンツとして面白く、これだけの知名度があれば10億回を超える視聴回数を稼ぐことは不思議ではなく、不正までする必要はないように思えます。
書類送検とは
そもそも書類送検とは、容疑者が罪を犯したと考えられるものの、逃亡する恐れがないなど逮捕する必要がない場合において、警察が検察官に事件を送致することを言います。
上記の例で言えば、ヒカキンさんが強要罪(刑法第223条)や詐欺罪(刑法第246条)などで容疑をかけられ、検察官がそのことについて裁判にかけるかどうかを決定する段階に入ったということになります。
検察官が裁判にかけること(起訴)を決めれば、ヒカキンさんは刑事被告人となってしまいます。
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なぜ噂は流れたのか?
今回、ヒカキンさんの噂が流れた背景には「つまようじ少年」の存在があったのではないでしょうか。
少年はヒカキンさんと違い、警察を挑発し、確実に罪を犯していますが、あれでYoutuberを知らなかった人々がYoutuberの存在を新たに認識し、同時にYoutuberの印象が悪くなってしまったことは否定できません。
警察も第2第3のつまようじ少年を生まないためにYoutubeの監視を強めざるを得ず、その辺の事情が飛躍して「ヒカキンさん書類送検」のデマに繋がったものと思われます。
まとめ
ヒカキンさんは「これもうイタズラの域を超えてるので、ちょっと調べます」と発言しています。
噂を流した人物は、見方によっては名誉棄損罪(刑法第230条)や侮辱罪(刑法第231条)に抵触しています。
噂を流した人自身が書類送検される事態とならなければいいですが。
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