上西小百合議員・橋下徹市長会見【まとめ】語られた問題の4日間

2015年4月3日夜、上西小百合・衆院議員と橋下徹・大阪市長による記者会見が行われました。会見で語られた問題の4日間についてまとめます。

3月12日（木）

上西議員は体調不良となり、病院でウイルス性胃腸炎の診断を受け、診断書もとりましたが、薬の効果もあり少し体調が落ち着いてきました。
そのため、以前から予定していた、自民党の赤枝恒雄衆院議員との会食に向かいましたが、飲酒はしていないとのことです。
上西議員と赤枝議員はその後、別の店（金魚）に移動しましたが、この店について上西氏は「赤枝氏のなじみの店でショーをしているところ」と説明しました。
最後に10分間だけ3軒目に行きましたが、上西議員は立っていられない状態になったため、赤枝議員が院長を務める赤枝六本木診療所でニンニク注射を打ったということです。
橋下代表は「予算案採決の前日の行動として問題だ。3件も飲食店に行った。これはアウトだ。病気なのに出かけたのは最悪だ」と非難しました。

3月13日（金）

この日、上西議員は嘔吐・下痢が激しかったため、国会へ診断書を提出して衆院本会議を欠席しました。
「大阪なら家族に家事をしてもらえる」と直感的に考え、午前9時ごろ東京発の新幹線で地元の大阪に戻りました。
東京で受診せずに大阪へ戻った理由については「飲み物も食べ物も栄養ドリンクも常備していないので、東京にいても寝付けるものではないということで大阪に戻った」と述べました。
橋下代表は「（上西議員を）かばう訳ではないが、他の国会議員も欠席したり、眠ったりしている。地方議会に比べユルい」と指摘しました。

3月14日（土）

この日、上西議員は自宅で療養しており、家城（いえき）秘書とも会っていないということです。
もともと4～5件の地元活動が入っていましたが、代理の人間などで対応しています。

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3月15日（日）

この日、上西議員は体調が回復したため、地元の市会議員の事務所開きなどに出席し、その後、京都府宮津市へ向かいました。
宮津へ行った理由は「選挙で支援していただいた企業関係者らとの会食。以前から約束していた」と語りました。
この日は宮津へ宿泊しましたが、宿泊先は家城秘書の実家だったということです。
この日の状況を週刊文春が「ホワイトデー温泉旅行疑惑」との見出しで報じたことについて「なんてことが書かれているんだ」と色を成して批判しました。
橋下代表は、宿泊先が上西氏の男性秘書の実家だったことを挙げ、「秘書のお母さんのところに泊まったんだから、デートと言われてもしようがない」と述べました。