2015年の司法試験で、問題を作成した明治大学教授が、模範解答を漏えいしていたことが分かりました。
◆司法試験問題を漏えい?
司法試験問題を漏えいしていたのは、明治大学法科大学院の青柳幸一教授(67)です。
青柳教授は、司法試験(論文試験)のうち憲法に関する問題の作成などを担当。
担当した問題1問の内容を、明治大学法科大学院を修了した教え子の20代女性に、事前に漏らした疑いが持たれています。
◆青柳幸一《画像》明治大学教授の罪と罰
法務省は、青柳教授を国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで東京地検に告発しました。
国家公務員法第100条は、「職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない」と定めています。
これに違反した公務員等は、同法第109条により、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
東京地検特捜部は、すでに青柳教授の自宅を家宅捜索し、任意で聴取するなど捜査を進めています。
青柳幸一教授・画像
(出典・明治大学パンフレット)
◆なぜ漏らしたのか?
関係者によると、試験問題漏えいに絡み、青柳教授と女性との間に金銭のやりとりがあったことを示す証拠などは見つかっていません。
また、2人の間には血縁関係もありませんでした。
そうなると、なぜ青柳教授は、試験問題を漏らしたのでしょうか?
青柳教授の授業を受けたことがある男子学生は、「お気に入りの女子学生を高級飲食店などへ食事に連れて行っており、人間的には変わっていると思った」と話しています。
ネット上では、男女の関係などを指摘されていますが、このような下衆の勘繰りを受けても仕方ないでしょう。
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◆まとめ
言うまでもなく司法試験は、検事や裁判官など、犯罪者を裁く側に立つ人材を選別する試験です。
その問題を作成する人間が、「実は犯罪者でした」という事態は、冗談にしても笑えません。
うわさレベルでは、司法試験問題が漏れている事例は、他にもあるようにも囁かれています。
この際、司法界に巣くう魑魅魍魎を退治しようではありませんか。
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