【岐阜・可児】LINEで決闘申し込み!少年22人の罪と罰?

2015年8月、岐阜県可児市の広場で決闘をしたとして、少年22人が書類送検されました。

◆LINEで決闘申し込み!

決闘や暴行の疑いで書類送検されたのは、可児市や周辺に住む、中学生ら少年22人です。
少年らは、8月17日午後2時ごろ、可児市内にある別々の中学校グループの計29人が広場に集まりました。
そして、うち22人が互いに入り乱れ、素手で殴るなどしてけんかをした疑いが持たれています。
少年たちは、事前に「髪の毛は掴まない」「蹴りはしない」「凶器は使わない」というルールを決めていました。

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◆少年22人の罪と罰?

少年らには、「決闘罪」と「暴行罪」の容疑がかけられています。
「決闘罪」は明治22年に作られた「決闘罪ニ関スル法律」を根拠にしており、決闘を挑んだ者、応じた者は、6ヶ月以上2年以下の懲役となります。
ちなみに、決闘の立会人も、1ヶ月以上1年以下の懲役とされていますが、今回の立会人は、罪に問われていないようですね。
なお、「暴行罪」は、刑法第208条により、2年以下の懲役、もしくは30万円以下の罰金、または拘留、もしくは科料とされています。
拘留と科料は、短い懲役と安い罰金のようなものです。
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◆ネットの反応

この事件は、地方のニュースにしては珍しく、Yahoo!のコメントランキングで上位に入っており、注目を集めています。
ネット市民のコメント見ると、9割以上の人が、「イジメより清々しい」「これくらいは良いのでは?」という内容です。
確かに、事前のルールは大ケガを防ぐものであり、多勢が無勢を一方的に攻撃したものでもなさそうです。
「ビーバップ・ハイスクール」「湘南爆走族」など、昔のマンガではよく見かけるシーンであり、警察が介入して書類送検というのは、少しオーバーな気もします。
ポイントは、19歳の少年なども混じっていたことと、参加した少年が自ら110番していることでしょうか。
記事を見てイメージする「正々堂々とした決闘」と、実体は違ったのかもしれませんね。

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◆まとめ

決闘のきっかけは、リーダー格の2人が夏祭りで遭遇し、お互いに「生意気だ」と、ケンカすることで合意したこと。
日時や場所は、LINEを使って決めたそうです。
LINE上は「友だち」になったのでしょうか?
暴力はいけませんが、やはりどこか「ほのぼの」としてしまう事件ですね(^_^;)

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