糸魚川・乳児殺害事件の『家族』~65歳義父・28歳娘・障害者の母

2016年4月25日、生まれた乳児を殺害したとして、一家の娘(28歳)とその義父(65歳)が逮捕されました。

小説の世界を地で行くような、異様な事件を発生させた『家族』の背景に迫ります。

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◆65歳義父の職業は?

事件が起きた家族の、大黒柱である義父は65歳。

職業は、アルバイト作業員です。

義父は、2001年に娘を持つ女性と結婚し、その後3人で暮らしてきました。

義父は娘と「養子縁組」を結び親子となりましたが、いつしか娘と「性的関係」まで結ぶようになります。

再婚当時から、当時中学1年生くらいの娘に、強姦などの性的暴行・虐待を加えていた可能性もあります。

160427_糸魚川乳児殺害事件の家族
《イメージ画像》

2014年夏、娘は、義父との子供である男児を出産しました。

義父は、乳児の殺害を指示し、犯行の翌日に男児の遺体をどこかに遺棄した疑いが持たれています。

義父の自宅からは、犯行に使ったとみられる刃物が見つかっていますが、義父は容疑を否認しています。

ちなみに義父は、運転免許や車を持っていません。

◆娘の実母は障害者

今回の事件が発覚した発端は、娘と実母のトラブルでした。

「家のお金がなくなった」という理由で、実母と娘の仲が悪くなり、2016年2月20日、娘は家を出ようとします。

娘は知人女性に助けを求め、家に迎えに来た知人女性に対し、義父が暴力をふるったのです。

家庭内のもめごとに首を突っ込むな!

知人女性は殴られて、首に捻挫などをしたため、義父は傷害の疑いで逮捕・起訴されます。

そして娘は、知人女性に男児殺害を打ち明け、女性から説得される形で、警察に自首したのでした。

なお、娘の実母は足が不自由で、車イスを使っていました。

娘の実母は、娘の妊娠や出産には気づかなかったということですが、その言葉を額面通りに受け取るわけにはいかないでしょう。

報道によると、娘は実母の前では、ゆったりした服などでお腹を隠していた可能性もあるようです。

◆28歳の娘

そして、男児の母親である28歳の娘。

娘は殺人の疑いで、新潟県警に逮捕され、容疑を認めています。

一部報道では、娘は「十数年にわたって義父に性的な関係を強いられていた」ともされています。

一方で、娘は義父と2人で頻繁に一緒に出歩くなど、「仲が良かった」という近所の人の証言も伝えられました。

娘は、男児殺害について、「育てられないと思った」「後悔をしている」と話しているということです。

◆乳児(男児)

今回の事件で犠牲となった乳児(男児)の遺体は、今のところ見つかっていません。

数奇な運命の元に生まれ、短い生涯を終えた男児は、葬儀を持つことすら許されなかったのです。

◆まとめ

今回の事件、ネット上では、驚きの声が上がると同時に、疑問も出ています。

「なんで中絶せんかったの?」
「里子に出すとか赤ちゃんポストに預けるとか方法あったのに…」

冷静に考えればその通りですが、義父・母・娘と、常識では測れない『家族』の関係が、そこにはあったのでしょう。

忘れてはならないのは、娘にも同情すべき点は多々ありますが、一番の犠牲者は男児であるということです。

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