山陽道事故・親子3人死亡事故の『家族』~父 母 長男 長女 次男

2016年5月3日、山陽自動車道で車7台が次々と衝突し、親子3人が死亡する事故が発生しました。

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◆山陽道・親子3人死亡事故

この事故が発生したのは、山口県下松市の山陽道下り線で、熊毛IC~徳山東ICの間の区間です。

事故の約3時間前、オートバイが転倒する単独事故の影響で渋滞が発生しており、最後尾にいた被害者車両へ中型トラックが突っ込みんだものです。

警察は、トラックを運転していた54歳の女を、過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。

◆父親

この事故で、被害者車両のハンドルを握っていたのは、36歳の一家の父親です。

父親は重傷を負い、集中治療室に入っているということですが、一命はとりとめたのでしょうか。

160505_山陽道・親子3人死亡事故の家族
《イメージ画像》

◆母親

今回の山陽道の事故で、助手席に座っていた37歳の母親は、助かりませんでした。

この日、被害者家族は、広島県にある母親の両親宅を訪問し、山口市の自宅に戻る途中でした。

母親は、自宅近くの弁当店で働いており、同僚の女性は母親についてこう語っています。

仕事と子育てに一生懸命だった。また元気に店に来るものだと思っていた。頭の中が真っ白です

◆長男

山陽道の事故で、中学2年生の長男(13歳)も亡くなりました。

長男は中学校でソフトテニスクラブに所属し、事故の前日(5月2日)まで練習に参加。

翌日(5月4日)には練習試合に出場予定であったため、一家はわずかな部活の休みを利用して、祖父母宅に向かったのでしょう。

コート整備を頼むと素直にブラシをかけてくれた。友達と和気あいあいとしながら、練習していた

クラブの顧問は、長男についてこう話しました。

◆長女

今回の山陽道の事故で、小学校4年生の長女(9歳)も幼い生命を失いました。

長女は、バドミントンが好きで、熱心に練習に取り組んでいたそうです。

◆次男

今回の事故で、3歳の次男は骨折して重傷を負いましたが、奇跡的に一命を取り留めました。

次男は、家の前で、お兄ちゃんお姉ちゃんと縄跳びなどで遊んでもらっていたそうです。

一命は取り留めましたが、楽しかった日々はもう戻ってきません。

◆まとめ

トラックを運転していた54歳の女は、「ぼーっとして運転していた」と容疑を認めています。

一瞬の油断が、何の関係もない、何の罪もない『家族』の生活をめちゃくちゃにしてしまうという不条理。

この事故を他人事とは考えず、ハンドルを握る私達一人ひとりが、改めて考え直す必要があるでしょう。

亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

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